2012年8月30日木曜日

アプリビジネスで生き残るための基本戦略


iPhone Developer Programへの登録者は12万5000人。

2012の第3四半期にAppleがiOS開発者に支払った金額は550万ドル。

単純に平均を取ると、1ディベロッパーあたり14.7ドル/月であり、平均的には生き残れないことになる。
実際には99%が死に、残りの1%で550万ドルを分けあってるというのが実態だろう。

では1%の勝者になるためには、どうすればよいか。

ヒットの数 = 作ったアプリの数 × ヒット率

単純に右辺のそれぞれを最大化すれば良い。

★作ったアプリの数
まずは開発力の最大化が肝。
開発力とは「プログラミングスキル」「デザインスキル」「独自のフレームワーク」「共通作業の自動化」「デバッグや申請に関するノウハウ」などなど様々あるが、まずは自動化とフレームワーク化を徹底すること理想的には「アプリケーションに特有な部分」以外の全てが自動化されるべきである。そしてよくあるプログラミングのパターンはフレームワークとして独自に構築し、一行で書けるべきだ。シンプルなアプリであれば、500行程度で完成できるほどに作りこんでおけば、「着想したその日のうちにプロトを作る」ことができる。これは最も大切なことである。

★ヒット率
何がヒット率を高めるか。その答えは、App Storeにしかない。
App Storeで上位に君臨するアプリの共通点と、人気なく下位にあるアプリの共通点。
この差分を徹底的に研究しなければならない。ここにヒット率を高めるヒントが必ず存在する。
研究する手っ取り早い方法は、開発者の目線からアプリをレビューし、ブログにまとめること。ということで今後、このブログでもアプリをレビューしていく。
もしアプリ自体に差が感じられないのであれば、それはマーケティングのやり方の違いかもしれない。上位のアプリディベロッパーのマーケティング手法も研究する必要がある

そして、企画のスピードと精度を上げ、作ったアプリの数ヒット率の両方を劇的に高めるのが、「パクる」スタンスだ。

ヒットしたもの・いいものをパクリ、スキンチェンジする。
そして、デザインとマーケティングで差別化を図れば、最も効率的にヒットを生み出すことができる。

このブログでは今後、上記のノウハウを実践し、得られた知見をまとめていく。

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